自然的観察法

観察したい現象を定め、ありのままの状態で行う観察方法。一定の時間を区切って観察する時間見本法や、一定の場面だけを取り上げる場面見本法などがある。

例:電車や教室内での着席行動など。

実験的観察法に比べて、より自然に近い行動を把握することができるが、観察者や撮影機器の存在が、対象者に何らかの影響を与える可能性がある。そのため、対象者が状況に慣れるまでに十分な準備期間を設けたり、影響を考慮したうえで現象を捉えていくなどの配慮が必要となる。

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